-解説-
SMD(表面実装用電子部品)を搭載する機械。
正式には電子部品装着機といい、メーカーによりチップマウンター、チップシューターなど呼び方はことなる。
マウンターは大きく2つのタイプがある。
1つはロータリー式チップマウンター。
ロータリー式マウンターはメーカーによって異なるが、ノズルヘッドが10本くらいから40本くらいまで付いており、1つのノズルヘッドには各種類のノズルが4本〜6本ほど付いている。
基本的に基板をXY方向に動かして実装する。
簡単に言うとマシンガンのようにヘッド軸が回転しながら実装する。
実装速度が速く、主に大量生産向けのマシンである。
2つ目はモジュラー式(モジュール)マウンター。
特徴は基板を固定してヘッドだけが駆動しチップを実装する。
搭載スピードはロータリー式より劣るが、ヘッドを増やしたりして年々高速化している。
非常に段取が早くでき、設置面積も少なく、ロータリー式に比べて安価なので現在の実装機はモジュラーマウンターの方が人気がある。