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SMT・半田付け電子用語辞典
基本的なSMT用語(実装機用語)を簡単に解説します。
もし補足があればご連絡ください。






[ち]
チップ
チップマウンター



[チップ]
チップ部品:Chip

-解説-
チップマウンターで実装する電子部品でチップ抵抗やチップセラミックコンデンサー(通称セラコン)をなど、小さいSMDを全般的にチップという。
チップ抵抗やセラコンなどの大きさを加えて呼ぶことが多い。(下記参照)

1005チップ
いちまるまるごー
1608チップ
いちろくまるはち
2012チップ
にーまるいちにー

(2125チップ)
3216チップ
さんにーいちろく
3225チップ
さんにーにーごー
ちなみに1005より小さいサイズは0603と0402という米粒よりも小さいサイズのチップもある。



[チップマウンター]
Chip Mounter(SMD Placing Machine):
実装機
-解説-
SMD(表面実装用電子部品)を搭載する機械。
正式には電子部品装着機といい、メーカーによりチップマウンター、チップシューターなど呼び方はことなる。
マウンターは大きく2つのタイプがある。
1つはロータリー式チップマウンター。
参考写真
日立ハイテク様
TCM-X210
上)ロータリーヘッド部
左)本体


ロータリー式マウンターはメーカーによって異なるが、ノズルヘッドが10本くらいから40本くらいまで付いており、1つのノズルヘッドには各種類のノズルが4本〜6本ほど付いている。
基本的に基板をXY方向に動かして実装する。
簡単に言うとマシンガンのようにヘッド軸が回転しながら実装する。
実装速度が速く、主に大量生産向けのマシンである。


2つ目はモジュラー式(モジュール)マウンター。
特徴は基板を固定してヘッドだけが駆動しチップを実装する。
搭載スピードはロータリー式より劣るが、ヘッドを増やしたりして年々高速化している。
非常に段取が早くでき、設置面積も少なく、ロータリー式に比べて安価なので現在の実装機はモジュラーマウンターの方が人気がある。

参考写真)富士機械様 XPF 参考写真)ヤマハ様 YG100

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