エコアクション21とは
エコアクション21とは環境省が作成した中小企業や団体が取得しやすいように作り上げた第三者認証の環境マネジメントシステムである。
環境マネジメントシステムといえば国際認証のISO14000が有名であるが、ISO14000の場合、高額な取得費用と選任スタッフの配置などと中小企業では取得が困難である。そこで環境省が国内規格として中小企業でも取り組めるような環境マネジメントシステムのエコアクション21を策定したのです。中小企業が容易に取り組めるので取得費用や取得に必要な労働時間はISO14000に比べ負担はかなり軽いものでも構築できます。
エコアクション21を取得する費用
エコアクション21の取得費用は40万で取れるといいます。私の会社ではコンサルタントを頼んで進めたので直接経費で60万位かかりました。
コンサルタント費用、ゴミ捨て場の工事、緊急対策グッズの購入等です。それに人件費を加えると結局100万位はかかったと思います。しかしながら今考えると40万で取れたなと思っています。注意点としてコンサルタントを頼んだのは良かったと思いますが、エコアクション21の審査員はほとんどISO14000の審査員の資格を持っています。コンサルタントもISO14000の審査員の資格を持っているのでエコアクション21以上の過剰な要求をされました。その過剰要求に応えた結果、経費がかかってしまいました。
この辺はエコアクション21の事務局の指導が足りないものだと考えています。
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エコアクション21取得にかかる期間
エコアクション21の登録審査を受けるのには3ヶ月間の活動実績がないといけません。
会社の規模にもよりますが準備期間等で2ヶ月はかかると思いますのでキックオフ宣言をしてから半年後位を目標に活動することがお勧めです。
作業にかける人数は環境管理責任者1人とその他アシスタント程度で十分ですが、マネジメントシステムなので組織で取り組む必要があります。環境管理責任者だけでなく環境最高責任者の強いバックアップが不可欠です。
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